ドバイで子育て

3歳、0歳の息子たちと育つ家族の記録

母乳育児について(2)母乳育児で大変だったこと

 

 

とにかく痛い

出産日の深夜、傷口も痛いのに授乳室へ這うように向かって授乳をします。そして授乳した時の衝撃!!!とにかく痛いのです。乳首が。痛いよ〜と友人に脅されていたので、事前にマッサージなどしていたのを助産師さんに褒められました。それでも痛いです。ダイソンで吸い込まれているかのようです。何度も裂けて出血しました。病院にランシノーを持参したのが大正解。授乳の度に塗って、悪化を防げたと思います。
 
<対策>
  • 出産前からお風呂でマッサージし、乳腺開通を目指す
  • ランシノーを事前に購入し、授乳の度に使用する
 
 

出産後すぐに母乳は出ない

出産後、すぐにはおっぱいが出ません。最初の二日が勝負だよと助産師さんに励まされました。出なくても吸わせるのです。ここで諦めてミルクを足すと、赤ちゃんも「出ないのに吸う」行為を諦めてしまうので、2日間はほぼ不眠不休で授乳をしました。今でこそ2時間睡眠、3時間睡眠に慣れていますが、妊娠時は貪るように寝ていたのと、出産の疲労で、不眠不休はとても辛かったです。出が悪かったと思います。それでも、助産師さんはいい調子だよと何度も励ましてくれました。
 
<対策>
  • 2リットルペットボトルの麦茶を病室に持ち込み、とにかく水分摂取を心がける。
  • ミルクはなるべく足さない。飲ませる場合はカップフィーディングを行う。
  • 正しい角度とくわえ方で授乳できているか助産師さんに確認してもらう

 

 

母親が体調を崩すと、赤ちゃんも共倒れ

これが一番困りました。私は、産後2ヶ月の時に古くなった牛乳を誤って飲んでしまいお腹を下し、母乳が止まりました。また、産後3ヶ月も疲れで39.4度の高熱が出て母乳が止まりました。母乳が飲めないと赤ちゃんは生きていけません。母親になったら、体調を絶対に崩してはいけないのだと、改めて知る機会になりました。この時に救われたのはやっぱりミルクです。乳頭混乱で母乳以外受け付けない赤ちゃんもいると聞いていましたが、私は母乳不足や乳首の痛みで、時折ミルクを飲ませていたので、自身の体調不良の時もミルクに救われました。なるべく母乳で育てたいと思っていましたが、体調不良の時は特に、ミルクが飲める子でよかったと思いました。

体調不良になりたくてなるものではないと思うので、対策は特にありません。強いて言えば、完母にこだわりすぎず、時折ミルクに頼っていたことが功を奏しトラブルを乗り越えることができました。

思えば、出産した病院の助産師さんに母乳の方針を相談した際、「完母を目指し過ぎず、出ないときは少しミルクを足す、人に預ける時はミルクでお願いするといった少しだけミルクの混合育児を目指すとお母さんにとって気持ちが楽ですよ」と言ってもらった事が、私の母乳育児を楽にしてくれたと思います。 

 

 

産後すぐに母乳が出なかった話を書きましたが、退院後も母乳不足感に悩まされました。どうやって、母乳不足を乗り越えたか、次回に書きたいと思います。

 

 

 

母乳育児について過去記事

母乳育児について(1)授乳って素晴らしい

 

 

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