先日、ドバイのアートエリアであるAlserkal AvenueにあるCHI-KAに行ってきました。
CHI-KA
こんにちわの文字。
モダンな店内。畳があって日本人にはなんだか癒される空間です。
CHI-KAには、私が初めてみるものがありました。着物アバヤです。
言われてみれば、日本の民族衣装である着物の第一礼装(白無垢、黒留袖、振袖、喪服)は白と黒が多く、エミラティが着用しているカンドゥーラ(男性の民族衣装)やアバヤ(女性の民族衣装)も白と黒が多い。遠い日本とUAEの文化に不思議な共通点があって、それらが融合して着物アバヤが生まれたと思うと感慨深いですね。日本人が着ていてもエミラティ が着ていてもしっくりくるデザインです。
白黒の着物アバヤが多いですが、華やかな着物の生地を使った着物アバヤもあります。モロッコ風の刺繍がされているものもあり、エスニックな雰囲気が漂うデザインでした。
試着室もあります。ドバイで襖を見るなんて!
可愛い帯揚げが売っています。日本でもなかなか見ない色合い。
こけしや漆器などの可愛い和小物や帯締め、足袋、草履まであります。
CHI-KAは、ドバイ在住のご夫婦が、2013年に日本に旅行に来た際に日本の文化に感銘を受け、着物とアバヤの共通点を追求して立ち上げたブランドです。どの着物アバヤも、伝統的な日本文化への尊敬を感じられるデザインでありながら、モダンで洗練されています。日本の文化がドバイで受け入れられ、尊ばれていることがとても嬉しかったです。
ホームページにたくさんの着物アバヤが掲載されています。よかったら覗いてみてください。
https://www.chikacollection.com